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2022.11.29

小児矯正はいつから始めるのがいいの?気になる子どもの矯正時期を詳しく解説!

お子さんをお持ちの方は、子どもの歯並びが気になるところだと思います。特に近年、ご自分が矯正治療をしてきた保護者も増え、お子さんの歯並びが気になる親御さんが増えています。しかし、まだ矯正を始めるような年齢に至っていない小さなお子さんの場合には、いつから矯正治療を始めたらいいのか、乳歯の時期から始めた方がいいのか、なかなか情報を得られないことかと思います。今回は小児矯正について、矯正治療の開始時期の解説と、小児のうちから矯正治療をするメリットについて詳しく解説していきます。

 

1.小児矯正とは

子どもの矯正治療は大きく分けて2つあります。永久歯が生え揃う前に始める「第1期治療」・永久歯が生え揃ってから始める「第2期治療」です。

それぞれに特徴があり、その子どもに合った時期に矯正治療を始める事で、スムーズに治療が進む事があります。

 

2.第1期治療とは

第1期治療は、およそ6歳から12歳くらいまでの永久歯が生え揃う前までに行う矯正治療です。この時期は、子どもの顎が大きく成長する時期にあたるため、顎の成長発育を利用し、永久歯の生え方をコントロールすることにより、きれいな歯並びのための土台作りを行います。

この時期は、顎の成長を促しながらスペースを広げるため、大人と比較して低いリスクで顎のスペースを広げることができます。子どもは適応能力も高いため、治療後の歯や歯ぐき・筋肉が早く馴染んでいくのもメリットです。第1期治療でスムーズに進み、良い位置に永久歯生え揃ってくれば、第2期治療をすることなく終えられることもあります。

 

3.第2期治療とは

12歳頃からの永久歯が生え揃ってから行う矯正治療です。永久歯を適切な位置に動かして整え、歯並びや噛み合わせを改善させていきます。基本は大人の矯正治療と変わりません。

第1期治療から始めている場合は、第1期治療で土台づくりをした後、対応しきれない歯並びの状態がある場合、第2期治療が必要になります。第1期治療で土台づくりが完成している分、第2期治療がスムーズに進むことが多いです。

まだ第1期治療の時期には、大きな問題が無かった場合、はじめから第2期治療からのスタートを選択する事もあります。どちらが良いのかは、お口の状態からしっかりと診断してもらわなくてはわかりません。第1期治療の時期の前に一度相談しておくのが良いでしょう。

 

4.子どものうちから矯正治療をするメリット

早いうちから歯並びを整える事で、大人になるまでの成長時期に正しい歯並びと噛み合わせで過ごす事ができます。主に次のようなメリットが挙げられます。

 

・矯正期間の短縮ができたり、矯正費用が抑えられる

適切な時期に矯正治療を始める事で、トータルで矯正にかかる期間を短縮する事ができたり、それにより矯正費用を抑える事ができます。例えば、第1期治療である程度の効果があれば、第2期治療でそれほど時間や費用をかける必要がありません。ただし、その子どもにとって適切な時期に始められるかが重要になります。定期検診などで通う事ができる「かかりつけ歯科医」を早めに持ち、矯正の相談をしておけるようにすると良いでしょう。

 

・虫歯や歯周病の予防

正しい歯並び・噛み合わせになると、汚れが溜まりにくくなります。早いうち矯正治療をして整った歯並びになると、その後の将来にわたって歯磨きがしやすい状態になり、虫歯や歯周病の予防になります。

 

・噛む能力の向上

歯並び・噛み合わせが整うと、しっかり噛む事ができるようになります。噛んだ時にしっかり咀嚼できる割合が増すのです。食事を美味しく感じる事ができるほか、消化吸収も促進され、これから成長する子どもが栄養をしっかり摂る基礎となります。

 

・発音が改善される

発音は、歯並びと舌の動きに大きく影響します。例えば、前歯がしっかり噛み合っていないとサ行やタ行の発音がしづらくなります。早いうちから歯並びを整える事で、正しい発音が身につきます。

 

・集中力の改善やスポーツでのパフォーマンス向上

矯正治療で噛み合わせが改善すると、脳への刺激が伝わりやすくなったり、身体に力が伝わりやすくなるなど、お口の周り以外にも良い面がたくさん現れます。

良い歯並びと噛み合わせで、勉学やスポーツが忙しい時期を迎える事は、子どもの生活の向上につながります。

 

まとめ

小児矯正は、乳歯と永久歯の交換時期から、最初の治療を開始することができます。ただし、その子どもによって、矯正治療を始めるのに適切な時期は異なります。子どもが矯正治療に理解を示し、治療に協力的になってくれるかも重要です。早いうちから矯正をして、歯並び・噛み合わせを整える事は、子どもの成長にとっても大きく役立ちます。将来矯正治療を考えている場合には、6歳頃の第1期矯正の時期を迎える前に、矯正についてかかりつけ歯科医に相談できるようにしておくと良いでしょう。